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Q. 手元供養にはどんな種類がありますか?

答え

手元供養にはミニ骨壺、仏壇型タイプ、手形タイプ(メモリーハンド)、ジュエリー型、オブジェ型、分骨用カプセルなどがあり、遺骨や遺灰を自宅で大切に保管する方法が複数存在します。

1. 背景・基本的な考え方

手元供養とは、遺骨や遺灰を自宅で保管し、身近に故人を偲ぶ供養方法を指します。従来の墓所での納骨に限らず、生活スタイルの変化や墓じまいの増加により選択肢として広がっています。
全国的に利用されていますが、供養の形式や扱い方は地域によって差があります。
また、宗教儀礼や安置方法の取り扱いは宗派によって差があります。

代表的な種類は以下のとおりです。

  • ミニ骨壺タイプ:陶器・金属・木製など多様なデザインがあります。
  • 手形タイプ(メモリーハンド):触れて偲べる形見。
  • 仏壇型タイプ(モダン仏壇を含む):省スペースの祈りスペースに遺骨を収納します。
  • ジュエリー型タイプ(遺骨アクセサリー):ペンダント・リングなどに遺骨や遺灰の一部を納めます。
  • オブジェ型タイプ:ガラス・石・金属などを用いたインテリア性の高い容器です。
  • 分骨用カプセル:携帯しやすい小型タイプで、家族内での分骨に用いられます。

2. 手順・流れ(ある場合)

  1. 希望の供養形式の検討と家族内での方針確認。
  2. 骨壺・手形・ジュエリー・仏壇などの選定と購入。
  3. 遺骨の移し替え(衛生的な環境で行い、必要に応じて専門店へ依頼)。
  4. 自宅での安置場所の確保と扱い方の確認。
  5. 必要に応じて寺院や霊園と今後の供養の方法を相談。

3. 費用・期間・持ち物の目安

項目内容相場・目安
主な費用骨壺・手形・ジュエリー・仏壇型などの本体費用5,000円〜20万円
付帯費用加工費・彫刻費・遺骨封入作業依頼など3,000円〜3万円
期間購入〜使用開始まで即日〜2週間
持ち物遺骨(分骨する場合)、印鑑(必要な場合)、本人確認書類など製品や依頼先によって異なる
  • 地域・宗派・運営主体によって差があります。

4. 地域・宗派による違い

  • 地域差:地域によって手順・費用・形式が異なります。
  • 宗派差:宗派によって作法や儀礼内容が異なります。
    不明点は寺院・霊園・自治体・専門機関への確認を推奨します。

5. 注意点とまとめ

  • 手元供養品のサイズや素材、扱い方は種類によって大きく異なります。
  • 遺骨の扱いには慎重さが求められるため、分骨や移し替えが不安な場合は専門業者へ相談してください。
  • 今後の納骨予定がある場合は、寺院や霊園に事前に確認することが重要です。
  • 地域・宗派ごとの取り扱いの違いを把握し、不明点は必ず専門機関に確認してください。

6. 次の行動

  1. 家族と手元供養の希望種類を共有する。
  2. 寺院・霊園・役所(担当課)に事前確認を行う。
  3. 必要な供養品を選定し、説明に沿って手続きや準備を進める。

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