手元供養

Q. 【比較】お墓を持たない人は全体のどれくらい?年代別の傾向も解説

A. 答え:お墓を持たない人の割合に全国共通の統計はなく、調査や対象者によって結果が異なります。

公的な全国統計はなく、自治体アンケートでは「お墓未保有」51.9%で、20代の所有率は7.1%だった。

1. 背景・基本的な考え方

お墓を持たない」は、調査や会話の文脈で意味が分かれます。
1つ目は「世帯として墓地・納骨堂を保有していない」という状態です。茨城県東海村の住民調査では「お墓を持っていない」が51.9%でした。
2つ目は「墓石型の一般墓(いっぱんぼ。区画に墓石を建てる従来型)を新規に持たない」という選択です。実際にお墓を購入した人の調査では、購入した種類で一般墓が17.0%にとどまり、樹木葬・納骨堂・合祀墓(ごうしぼ。複数の遺骨を合同で埋葬)が主流になっています。
3つ目は「墓所自体を設けず、散骨(さんこつ)や手元供養(てもとくよう。遺骨の一部を自宅で保管)を選ぶ」ことです。意向調査では、海洋散骨を希望する割合が40〜59歳で14.5%と示された例があります。

2. 手順・流れ(ある場合)

  1. 現在のお墓の有無と、承継者(管理を引き継ぐ人)の見通しを整理する
  2. 「一般墓を建てない」か「墓所を作らない」かを家族内で定義する
  3. 候補(樹木葬・納骨堂・合祀墓・散骨・手元供養)を2〜3案に絞る
  4. 親族間で合意形成し、必要に応じて寺院・霊園・自治体へ確認する
  5. 見積・規約(合祀後の取り出し不可など)を確認して契約・実施する

3. 費用・期間・持ち物の目安

項目内容相場・目安
主な費用一般墓の平均購入金額155.7万円
樹木葬の平均購入金額67.8万円
納骨堂の平均購入金額79.3万円
合祀墓の費用目安3万〜30万円
海洋散骨(代行)の費用相場5万〜10万円
期間申込〜実施施設・事業者の空き日程により変動
持ち物本人確認書類、印鑑(必要な場合)、火葬許可証(埋葬許可証)等施設・事業者によって異なる
  • 購入金額の平均は調査対象(購入者層)に依存します。
  • 合祀墓・散骨の費用は方式や含まれるサービスで変動します。

4. 地域・宗派による違い

  • 地域差:地域によって差があります。
  • 宗派差:宗派によって差があります。
    不明点は寺院・霊園・自治体・専門機関への確認を推奨します。

5. 注意点とまとめ

「お墓を持たない」の比率は、未保有の割合なのか、一般墓を選ばない割合なのか、散骨等まで含めるのかで数値が変わります。
年代別の傾向としては、自治体調査でお墓・納骨堂の所有割合が20代7.1%、30代13.0%、40代20.4%、50代46.7%、60代60.0%、70代以上64.8%と示され、若年層ほど所有率が低い結果でした。
また、選択肢の多様化により、購入者層では樹木葬・納骨堂・合祀墓が中心になっています。
散骨は海域や方法に関するルール確認が必要になる場合があるため、事業者・自治体・関係機関への確認を推奨します。

6. 次の行動

  1. 「お墓を持たない」の定義を家族内でそろえる
  2. 年代や家族構成に合わせて候補を比較し、合意形成する
  3. 寺院・霊園・自治体・事業者に条件と必要書類を確認して進める

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